■温泉権 おんせんけん とは


□はじめに。 

 概要をおさえておこう。

 
温泉源を排他的独占的に利用する権利のこと。

 及び、湧出地から引湯して利用する権利を含んでいる。

 古くから、土地所有権とは別個の物権として取り扱われてきた。

 判例などからは、温泉権を慣習法上の物権をして認められている。

 公示方法は、慣例では、鉱泉地という地目で不動産登記簿上に登記する方法と温泉組合、府県の帳簿上に登録する方法が使われている。

 なお、温泉利用権、源泉権、湯口権などの名称が使われることもある。

 



□20011.5月

 大震災の影響?で、お湯がでなくなったというニュースがあった。
 ご紹介したい。抜粋。

 茅野市湯川区が管理運営する湯川温泉河童の湯の源泉からポンプアップされる量が、半分程度にまで減っていることが分った。

 同区では16日から温泉施設を休業して現状を調べている。

 大震災後に見つかったため、区関係者も地震との 関連もあるのではと、心配している。

 大地震発生から1週間ほどたったころ、いつもの朝には温泉施設脇のお湯を蓄える貯蔵タンクからあふれて 流れ出ている温泉が、タンクを満たしていないのに従業員が気付いた。

 調べたところ、毎分130リットルほど あったものが毎分67リットル前後になっていた。

 減少した状態でも夏場の営業に支障はないが、冬場になると冷たくなった施設を適度な温度に管理するために 一定量のお湯を使うことになる。

 浴槽へ流す温泉量は確保できるものの、自宅に温泉を持ち帰る「くみ湯」の 分量がまかないきれない恐れがあるという。

 河童の湯の責任者矢崎俊夫さんは「今までも多少の減量はあったが、一度に半分になるようなことは初めて」と驚く。

 荻原区長は「気付いたのが大地震の後だったから、今回の地震とどう関係があるかは分らない。

 ポンプなどの施設の 故障だったらまだいいが、地盤の様子が変わって量が減ったとなると大変だ」と、大地震との因果関係を心配する。

 河童の湯の源泉は区内の蓮井地籍の区有地にある。

 1000メートルの井戸を掘削し地下300メートルの場所にポンプを設置してくみ上げている。

 河童の湯の営業再開は調査が終了後の6月5日からを予定している。

 1日に300人前後の利用があり、区外からの 利用者も半分以上いる。

 源泉から送られてきたままの温泉を流しているのが売り物の一つ。

 「くみ上げる量が減った からといって、沸かし湯を足してしまっては温泉百パーセントの河童の湯でなくなってしまう」と、関係者たちも今後の どのような対応になるか調査結果に気をもんでいる。