■勤務先の倒産のため、購入した住宅のローン返済ができません。
 売却してローンを返済したい、また、競売にかかりそうです。どうすれば…


 
 
まず、冷静になって判断・行動されることをお勧めします。
 金融機関というところは、住宅ローンを設定する場合に、住宅に抵当権を設定し,債権の保全を図ります。
 

 今後、あなたのローンの返済が不可能となれば,抵当権が実行され,その売却代金により,残りのローン債務額が清算されることとなります。
 
 このように、ローン返済が困難となった場合にとられる方法としては,前記の競売があります。
 しかし、まず、金融機関に返済条件の緩和を申し出されたら如何でしょうか。この不況時ですから、交渉に応じてくれる可能性はあるでしょう。また、その他の手段として、債務者による住宅の売却があります。金融機関とご相談の上,この方法をとることも一策でしょう。
 

 自己売却,競売いずれの方法をとるにしても,だいたいの売却額の目安をつけておかれるとよいと思います。価額などについては,不動産鑑定士等に相談されることをお勧めします。
 

 次に,競売が実行される流れをご説明します。   
 競売の申立 →競売開始決定 →差押登記の嘱託 →配当要求終期の決定・公告 →債権届出の催告 →現況調査 →評価 →最低売却価額の決定 →物件明細書の作成・縦覧  → 売却の実施 となります。


 なお、期間内でも債務の弁済をすれば、申立は取り下げられ,実際には競売になりません。