中国、上海・北京の不動産価格の値下り …
 

       2008年9月---10月----                        

□中国の都市部の不動産価格の値下がりが急なようだ。

 バブル崩壊と言う言葉が適切かどうかは分からないが、日本の15年前を見ているようだ。



 以下、新聞から抜粋。

 中国紙、上海証券報(電子版)は5日、民間研究機関の調査データとして
上海の住宅価格が7月に前月比24%減となり、2005年7月以来の大幅安を記録したと伝えた。

 7月は住宅供給も減少。
 さらに新築住宅販売戸数は7、8月とも、前年同月比で70%近く減少したという。

 広東省広州や深センなどですでに表面化している住宅価格の大幅下落が、上海にも及んできた格好で、懸念される中国全土の“不動産バブル崩壊”に現実味が出てきた。

 国家発展改革委員会は先月、
主要70都市で住宅価格が7月に1年2カ月ぶりの低い伸びにとどまり、前年同月比7%上昇だったと発表している。


 →また、別のニュースによれば。

上海証券報によると、上海市の7月の新築住宅の販売面積は前年同月比69%減だった。
 北京市では8月、新築住宅販売件数が前年同月比67%減だった。

 統計によると、同市の7月の商品住宅の販売面積は、前月比では32%減。販売額では前月比24%安で、2005年7月以来の下落幅だった。

 市内19区で、前年同月比で販売面積が増加した地区はなかった。
 下げ幅が大きかったのは、普陀区の90%減、虹口区の90%減、黄浦区の88%減、楊浦区の87%減、閔行区の85%減など。

 上海祐威房地産研究中心によると、8月になり不動産価格は小幅に上昇したが、取引量では前年同月比70%減に近い状態が続いている。

  北京市不動産取り引き管理ネットによると、同市では8月の予約販売を含めた新築住宅物件の販売数が4658軒で、前年同月の1万4129軒の67.0% 減。
 特に五輪期間の8−24日の販売数は1780軒で、前年同期の7922軒の77.5%減だった。
 8月全体の販売数は前月比では25%減だった。

 月末には取り引きが回復基調となったが、市場に対する悲観ムードが形成されてしまったので、大きな刺激がなければ不動産の購入能力がある消費者の多くが、当面は「様子見」を続ける可能性が高いという。






■補足、感想など

 鉄スクラップ価格とか銅などの価格も下がってきているようだ。

 中国という国家が、いわば経済成長をを急ぎすぎた…その矛盾がここにきて噴出したものだろう。
 
 ある人は、中国の破綻を予測した。

 かってのソ連 → ロシア への移行のような、政治のシステムの変更も含めたようなことが起こりつつあるのかもしれない。





□2008.10月 記事から。





2014.11月感想
 上の記事が、リーマンショックの後の状態だ。
 これ以降、中国は人為的なバブルを引き起こし、2014年になって、不動産バブルの崩壊が顕著となった。