サブプライムローン問題…


                         


■2007年の夏ごろに発生したサブプライムローン問題にはいろんな意味がありそうだ。

 筆者は、この問題をみていて、「真面目に勤勉に働くことの大切さというか、その価値」のようなものを改めて感じだ。



□まず、アメリカでどう対応しているか。

 以下、新聞から抜粋。

 サブプライム・ローンの波紋が経済各部門の谷を深くしている。
 モーゲージ金利が飛び上がって、7月中に差し押えされた物件数は1年前に比べて2倍近くに増えた。

 特に自動車販売の鈍化が既に現実化していて、次の犠牲者は自動車業界という意見が出ている。

 アメリカの差し押え住宅の調査会社リオルティトレックは、7月中に差し押えされた住宅数は17万9599軒で去年7月に比べて93.44%増加した、と21日発表した。

 6月(16万4644軒)に比べ9.08%増えている。

 差し押え住宅には債務不履行宣言住宅・競売予告住宅・競売後に売れなくてモーゲージ会社が所有する住宅などが含まれる。

 新たに差し押えされた住宅の半分は、カリフォルニア・フロリダ・ミシガン・オハイオ・ジョージア州で発生したもので、これら地域の住宅景気低迷が深刻なことがわかった。

 リオルティトレックは"モーゲージ金利が上昇勢を見せ、融資条件も厳しくなって、融資の延長や借り換えが難しくなったため、債務不履行を宣言する人や家を差し押えされる人が爆発的に増えている"と説明した。

 差し押え住宅はそっくりそのまま売り物件に積もって、住宅景気低迷にさらに拍車をかける。

 またモーゲージを担保に発行された債券の担保価値を損傷して、これら債券を購入した投資者等に損失を抱えさせ、信用市場を収縮させる原因になる




                           
■まとめ

 払えそうもない人間に対して、不動産を販売したということだろう。

 払えないことが当然であろう。
 お金を貸す側は、不動産に値上がりを前提としており、よしんば払えなくても、その時は前より値段があがっているから、売ればお金は返せるし儲かるとか…いっていたわけであろう。

 日本の不動産神話と同じだなぁ。

 不動産の値上がりを維持するためには、産業の例えば製造業等での富を集積することが必要である。

 アメリカはそれだけ富を集めることができなくなったのだ。
 これから基軸通貨も変遷していくかもしれない。

 この焦げ付き問題をみていると、

 勤勉に真面目に働くことの価値 そして、そういうキチンと働くということに人生の価値を見出す民族が一番強いのだ…ということが分かる。

 ミテクレの派手さに迷わされるな。一攫千金等を考えるな。