ハウステンボス …
                          


                    ※写真はウィキペディアから。

■長崎県のハウステンボスがhis によって再建中だ。

  少し、明るさが見えてきたようだ。

  その方法等は、同様のレジャーランドには参考となりそうだ。



■新聞記事から抜粋。

 ★:2010/09/26(日)

 ハウステンボス(HTB、長崎県佐)が旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)のもとで再建に着手して半年。

 人気タレントも起用するイベントの連打で話題を集め、四半期決算では開業以来初の経常黒字を果たした。

 打ち出しのにぎやかさと経営管理の手堅さとが両輪だ。

 ハロウィーンの衣装に身を包んだ「キャスト」20人が「パレードに参加しませんか」と声をかけ、子どもたちにマントや帽子などを貸し出していく。

 HTBが初めて企画したハロウィーンのイベントだ。

 23日午後、カボチャ型のフロート(山車)とともに出発した隊列は、500メートルほど進む間に200人以上に膨らんだ。

 HIS傘下での営業は、華やかなイベントが目立つ。

 人気アニメ「ワンピース」や人気歌手の故マイケル・ジャクソンさんのテーマ館、アイドルグループ「AKB48」のライブと矢継ぎ早だ。

 ただし、その運営には堅実さが垣間見える。

 ハロウィーンの山車は夏のカーニバルからの転用。

 キャストは1日2回のミュージカルとかけもちしている。

 7月に開いた西洋風お化け屋敷「スリラー・ファンタジー・ミュージアム」は、新設ではなく閉鎖中の施設を改装した。

 さらに、手を組んだ東京の民放キー局、フジテレビが費用の約3割を負担した。

 施設やスタッフの使い回しでコストを抑える巧みさだ。

 その手堅さは、黒字化した決算に表れている。

 4〜6月期の入場者は34万9千人と前年同期比2%の微増。

 入場料値下げが響き、売上高は25億4千万円と13%減少した。

 それでも、営業赤字は4億円から9千万円に圧縮した。

 経常損益は3億8千万円の赤字を1億7千万円の黒字に転換した。

 人件費にはほとんど手をつけず、施設管理などの販売管理費に大なたをふるった。

 販管費は前年同期の約4分の1にあたる6億円以上を削り、19億8千万円に抑えた。

 HTBを傘下におさめる前に、園内の施設の価値を見直すことで毎年かかる減価償却費を圧縮したのが効いた。

 取引先も、必ずしも地元企業を優先せずに契約を見直して節約。

 多額の借金を放棄してもらって返済負担も軽くなった。

 これに、佐世保市から受け取る2億2千万円(4〜6月)が加わる。

 固定資産税などの相当分を再生支援の交付金として受け取るものだ。

 過去のつけをはらってから再建に乗りだし、その後は細かに積み重ねる手法だ。

 入場料を安くして客を集め、長い時間を過ごしてもらって飲食やイベントで稼ぐ――。

 HTBはコスト削減の先を、こう見据える。

 入場客1人あたりの売上高は、4〜6月期に7300円と前年同期比で約1200円減った。

 入場料の値下げや、夕方以降の割引チケットの導入、場内の飲食代を値下げ
した影響だ。

 沢田秀雄社長(HIS会長)は「極端に言えば入場料はただでいい。
 多くの人が滞留する観光都市を目指す」と説明。

 
まずは来てもらうことを優先する考えが鮮明だ

 HISグループや出資企業も格安ツアーで支える。

 HIS系の九州産交ツーリズム(熊本市)の商品は、熊本発日帰りバス代込みで4980円から。

 1億円出資するJR九州は、博多発の往復切符がついて5000円の割引切符を売る。

 いずれも正規の往復運賃より安い設定だ。

 雨が少なかった夏休み期間の入場客は前年より4割増え、まずは集客増に成功した。

 お金を使ってもらえるイベントや物販の成否が今後のかぎをにぎる。



■まとめ、方向性など

 his では、中国からフェリーでお客を運ぼう…とか計画したとかの記事もあった。

 単にどういうイベントをやるか…というような話ではなくて、もっと大きな構想力とでもいうようなものが必要だということが分かる。

 日本で、一旦破綻したレジャーランドの再建に成功したという例はない。

 もし、このハウステンボスの再建に成功すれば、文字通り初めての快挙となろう。



                   
  (地図上での場所を示したい)



□関連するニュースを並べる。


□2009/10/07(水)--少し古いニュースだが。

 経営再建中の大型リゾート「ハウステンボス」(長崎県佐世保市)への支援交渉で、ホテル運営の「ホテルマネージメントインターナショナル」(HMI、神戸市)が出資条件として 佐世保市に土地や施設などの買い取りを要求し、拒否されたことが6日、分かった。

 関係者によると、回答を受けたHMIは今月上旬に交渉断念を市側にメールで伝えたという。

 交渉の駆け引き材料との見方もあるが、ハウステンボスの親会社で野村ホールディングス系の投資会社「野村プリンシパル・ファイナンス」(野村PF)が別の出資企業候補を探したり、 関係各社が譲歩したりしなければ、この先、交渉は厳しい局面を迎えそうだ。
 
 


□ ★:2010/09/29(水)

 長崎県佐世保市の大型リゾート施設・ハウステンボス(HTB)の沢田秀雄社長は27日、同市と中国・上海間でフェリーを運航する構想を明らかにした。

 700〜1000人乗りの中古フェリー(1万〜2万トン級)を導入し、経済成長に伴って富裕層が増えている中国からの観光客誘致に力を入れる考えだ。

 HTBによると、2009年度の入場者数(141万人)に占める外国人の割合は約1割で、韓国人と台湾人が中心だ。

 このため、アジアからの新たな入場者を確保する足がかりとして、中国との航路開設を目指すことにした。

 すでに船の購入準備も進めており、来夏までに割安運賃のフェリーを就航させたいとしている。

 運航は、親会社で旅行業大手のエイチ・アイ・エス(東京、HIS)などが設立する子会社が行う方向で検討している。

 ただ、来春から長崎県の管理になるHTB施設内の港や、施設一帯の早岐港(県管理)には現状で1万トンクラスの船が接岸できる設備がないほか、フェリーが就航した場合の入出国管理体制の整備など、実現には課題もあり、県や佐世保市にも協力を要請しているという。

 沢田社長は、日中関係の悪化などで中国からの旅行者が減るリスクも考慮し、
「将来はタイなどの東南アジアからの観光客誘致も目指したい」と述べ、こうした国々と長崎空港を結ぶチャーター便の運航を検討していることも明らかにした。



□【地域経済】中国人ならハウステンボスや離島は観光ビザ不要に--九州全域で"観光特区"構想
★:2010/09/18(土)

 国が規制緩和や税制上の特例措置を適用する「総合特区」構想について、 九州各県や経済界でつくる「九州観光推進機構」(会長=石原進JR九州会長)が、 九州全域で観光客誘致を進める構想を提案する。外国人観光客の入国規制の 緩和などが柱だ。

 総合特区は菅直人政権が新成長戦略で力を入れる政策で、観光、農業、 環境などの分野で規制緩和や財政支援を集中的にする。来年の通常国会で 法制化を目指しており、今月21日まで具体的な構想を地方自治体や 民間に募っている。

 九州観光推進機構の構想は「九州アジア観光戦略特区」。

 九州では7月の 個人観光ビザ(査証)の発給条件の緩和などで、九州に近い中国からの 観光客が増え、博多港(福岡市)など九州各地で中国発のクルーズ船の 来航も急増している。

 来年3月には九州新幹線・鹿児島ルートが全線開通する のも視野に、九州全域で外国人客の受け入れ態勢を強化したいという考えだ。

 具体的には、ハウステンボス(長崎県佐世保市)や離島など特定地域に限り、中国人観光客のビザを不要にする▽クルーズ船内のカジノについて、 日本領海内でも営業を認める▽一度ビザを取得すれば、5年間は九州に限り入国を可能にする、など約30項目を盛り込む方針だ。





□まとめ、感想など

 
ここに至っては、もうなりふり構ってはいられないというところか。

 でも、それは前にやっていた野村さんでも同じであろう。

 記事にあるような、様々な構想、アイデアが出せるところが、野村さんとの違いか。

 ここらあたりが、能力の差ということなのだろう。