動産を担保にして融資 …


                                             

□2008.11月の新聞記事から。



□中堅・中小企業の間で商品在庫や設備を担保に資金を借りる動産担保融資(ABL)の活用が広がってきた。

 金融機関の審査の厳格化により無担保の融資を受けにくくなっているほか、地価の低迷で不動産を担保にした資金調達も難しくなっているためだ。

 地方銀行やリース会社などがABLに参入する動きもあり、新たな資金調達の手段
として注目されている。

 ABLは米国では一般的な資金調達として定着しており、貸出残高全体の約2割を
占める。

 日本では2005年に日本政策投資銀行や商工組合中央金庫など政府系金融機関を中心に
始まったが、当初は農産品を担保にした農業生産法人向け融資が主だった。




 →別の記事から。



□在庫商品や機械設備などを担保に融資する「動産担保融資」(ABL)が新潟県内の金融機関に広がり始めている。

 今年に入り、日本酒や魚沼産コシヒカリの在庫品を担保に2件のABLが行われた。

 不動産や保証人に依存した旧来型融資からの脱却を目指し、保有不動産が少ない中小企業やベンチャー企業の新たな資金調達手段として注目を集めている。

 ABLでは、企業が持つ在庫商品の市場価値や取引先の支払い能力などを評価して、金融機関が 融資枠を設定する。

 その後も企業から定期的に在庫状況の報告を受け、担保価値や事業の収益性をチェックする。

 企業側には無担保融資より低い金利がメリットで、金融機関側も企業の経営状況を詳細に把握することができる。

 県内では今年3月末に初めてABLが適用された。

 商工中金新潟支店が、小黒酒造(新潟市北区)に対し、日本酒などを担保に1年間、2000万円まで融資する契約を結んだ。

 主に新たに開発した玄米酒の生産・販売のための運転資金に充てられる。

 また、10月末には北越銀行(長岡市)が県内の地銀で初めて導入。米販売会社「こしじ」 (十日町市)に魚沼産コシヒカリなどを担保に5000万円を限度額とする融資枠(1年)を設定した。

 魚沼産コシヒカリのブランド力と低温保管による品質維持を高く評価。

 農林水産省が コメの市場価格を毎月公表するため、在庫の評価がしやすいことも決め手の一つとなったという。

 一方でABLを検討しているものの、導入を保留する金融機関もある。

 県内地銀の担当者は 「金融機関が常時在庫を管理するためには定期的に倉庫に行くなどコストがかかる。

 在庫量が 増えるほど管理コストも高くなる」と指摘。

 企業の新たな資金調達手段の一つとして普及するには、在庫管理を把握するためのより効率的な仕組みが必要となりそうだ。





□まとめ、感想など

 在庫を管理しなければならないし、コシヒカリであれば薬剤とかがかかれば、価値を失うわけだから、その管理も半端なものではない。

 やはり、動産を担保にというのは、かなり特殊なものと考える方がいいのであろう。