■イチローのMVP受賞


 □2009.7月--上の写真




先日、イチロー選手が、アメリカンリーグのMVPを受賞した。

 これについての在米の著述家の感想を読んでいると、アメリカ人でもイチローはパワーがないから適当ではない…とかの意見があったという。
 
 しかし、最後に受賞を決定づけたのは、ライトからサードへのレーザービームのような投球であったという。

 イチローのあのプレーをなさしめた「一瞬の判断を支えた精神の強靭さ」に、国がどことか、パワーが無いとかのもろもろを吹き飛ばす力があったという。

 なるほど…そうだろうなぁと思う。


 また、イチローのヒットを打ち続ける姿に日本人の勤勉さのようなものを印象づけたという。
 
 人種差別というものがなくなったとは思わないが、イチローが行き、日本のアニメがアメリカで人気を博している(アニメの背景など原図のままで、畳とか押し入れだとかもそのままという)ことなど…情報が多く与えられることにより、違いは違いとして認めるということになり、それが蔑視ということに繋がらなくなったということだろう。

 確かに、イチローのホームランの少なさ、バントでヒットを狙うスタイルは、今までのアメリカの従来の形ではあるまい。

 非力なればこその窮余の策といえなくもない。

 しかし、自分のもつ能力を最大限活かす方法として、イチローが採用したスタイルがアメリカで通用した、そして、MVPを獲得したということには、大きな意味があると思う。