■ノウゼンカズラ





 トランペットフラワーとかいう。
 夏ごろに、道端で黄色のトランペットのように頭をもたげて咲いている。

 元々は中国原産のツル性の植物ということだが、ヨーロッパあたりで品種改良されたものらしい。

 アメリカの小説を読んでいると、壁に這わせたノウゼンカズラの花にアブが飛びまわって…という感じで、堀辰雄風のイメージを形作っている。

 高いところでオレンジ色の花が風にそよいでいるのを見るは、夏を感ずる風景だ。