■クズ





□九月の始め頃、自転車で走っていると、道端にクズの花を見つけた。


 クズは、生命力旺盛な植物で成長が速く(盛夏には1日に1メートル伸びるのではないか…という人もいる)、日本のアチコチで見られる。

 そういえば、アメリカあたりの外国へ輸出品に種子がついていって繁茂しているのだとか聞いた。
 あまりの繁殖力で、向こうの政府も手を焼いているのだとか。

 葛根湯などという言葉があるように、その根からデンプンをとる。古代の人達にとっては、重要な栄養源だったのだろう。

 なにかで、中国南部から原日本人が日本列島に渡ってきたとき、丸木舟にいっしょに積んできたのではないか…というような文章を見た記憶がある。

 ヒガンバナなんかと同じような道筋で日本に渡ってきたものだろう。




 ついでに、辞典から少し調べておこう。

■クズ

 マメ科のつる性多年草。各地の山野に生える。

 茎は長さ10メートル以上になる。全体に白または褐色の荒い毛がある。葉は長い柄を持ち互生し、三個の小葉に分かれる。

 小葉は長さ10〜20センチメートルの広卵形で先端はとがり、側小葉ではしばしば二〜三浅裂する。

 夏、葉腋から20センチメートルぐらいになる花序を出し、初秋にかけて紫色の蝶形花を総状につける。
 肥大した根から葛粉をつくるほか、干したものを葛根(かっこん)といい、漢名では解熱剤に用いる。

 蔓で行李(こうり)などを編み、また、繊維にして葛布を織るのに用いる。秋の七草の一つ。

 くずの葉裏は白みがかっていて葉が風にひるがえると目立つところから、「葛の葉裏(裏風)」「葛の葉の裏見」などと歌によまれた。

 漢名、葛。



□6月中旬。宇治市で。




 ⇒確かにこのスピードで伸びれば、アメリカの高速道路を管理している部局が頭を痛めるのも無理はないか。



□上でふれたアメリカでのクズの猛威が画像となっていた。ご紹介したい。