■キンモクセイ





 
初秋というか、10月頃に、狭い街中の通りを歩いていると、いい匂いがする。
 アレ、なんだろう…と振り向くと、小さな黄色い花が見える。

 匂いの強さのわりには、花は小さい。

 生垣用としてよく利用されているのを見る。
 しかし、挿し木などではほとんど付かない。
 生きるのにというか、生きづらい小難しい木だ。


 香りが、消臭剤などに利用され、ありふれたものになってしまった。

 よく晴れた秋の日のいろんな記憶を思い出させる、懐かしい香りだ。