■日本人はどこから来たか



■先日、テレビで日本人はどこから来たのか…という番組を放送していた。

 興味深い内容だったので、概要を覚えている範囲でご紹介し、所々で筆者の感想を述べたい。


□最新の分子生物学からいうと、日本人は16種類に分かれるということ。

 その根拠となっているものが、ミトコンドリアdna である。

 世界の人類全体では、このミトコンドリアdna での区分では80種類程度になるらしい。

 この16種類に区分できるという事実は、今後、血液型と同じようなその人を区分するデータとなりそうだ。

 それは例えば、運動能力とか、頭脳の優劣とか、ある種の病気にかかり易いとか…という区分にもつながるのかもしれない。



□まず、ミトコンドリアdna でどのように日本人は区分されるか…みてみよう。



 ⇒上掲の画像がその16種類だ。




□上掲の区分で、現在の日本人はどのような割合で構成されているのだろうか。




 ⇒上掲の画像のように構成されているらしい。



□日本人という全体からみたらどうだろう。




 ⇒上掲の画像のようになるようだ。


□この記号のdとか、a とかの関連性はどうなっているのだろうか。




 ⇒アフリカを起源とした新人は、世界各地に広がりながら、何百世代毎に突然変異で、新しいミトコンドリアdna を所有する女性を生み出し、分化していったことが分かる。


□アジアに広がる部分を詳細にみよう。





□日本人を構成している最大の d4 について、東アジアの各地点での調査結果を見ると、以下のように推定される。





 ⇒どうやら、中国北部地区あたりがもっとも比率が高く、このあたりから人が移動してきたのであろう。






■とりあえずのまとめ、筆者の感想

 まだ、詳細な発表は将来のことになるのだろう。

 しかし、データをチラッとみている限り、日本人が16種類に区分できるということは東アジアだけでなく、南西アジア(ペルシア〜インドあたり)からも結構、大量の人間が渡ってきたことを意味しているのではあるまいか。

 fとかa 等は元々アフリカから、南西アジアに移動したあたりで分化したものであろう。

 そのことは、例えば日本語が現在インド半島南部で普及しているタミール語と類似性が指摘されているが、そのことの傍証になりそうだ。

 日本人の顔の多様性をよく指摘されるが、このミトコンドリアdna による区分は、これから様々なことを我々にわからせてくれそうだ。

 ⇒調査するには、唾液で充分とのこと。自分の型を知っていることが大きな判断の要素となる可能性もありそうだ。