「ひきこもり」に思う





 最近の新聞などで、「ひきこもり」という言葉を良く聞く。

 なんでも、一種の対人恐怖症らしい。けっこうな年齢の人が、家を出ずに、ブラブラしているのだと言う。

 当人のとっても不幸なことだし、家族にとってもたいへんなことだ…と思う。

 身近に見たことがないのでよく知らない。
 でも、自分でもそんな感じの時期があったなぁと記憶する。

 エイヤァと誤解を恐れずにその原因と思われることを書くと…

 一つには、国というか家族が豊かになったことで、そういう徒食?の人を家庭内に置く余裕があること。

 貧乏でどうしょうもなければ、「ひきこもり」であろうと、なにかお金を稼ぐ方法を考えざるを得ないではないか。

 一種の贅沢病だといえなくもない。 

 二つには、子供の性格と、親との関係だろう
 …そんなことは当たり前だ!と思われる方も多いだろう。

 でも、
親が(夫婦が)子供たちをよく観察し、成長段階に応じて、ウマク愛情の表現をし、「おまえは、生きていく価値のある人間だよ」と教えることができたのだろうか。

 子供を育てるということに、特別な方法がある訳ではあるまい。

 人が生まれて成人するまでの過程は、生物が原始から人類まで進化してきた過程と似ている。

 小学校、中学校、高校…と、人として育つ節目々をうまく捉えている。


 12才までは、こんな感じで…、16才まではこんな風に… そんな子育ての知恵のようなものを、皆がもっていればいいのだが…。

 いずれにせよ、親としてウマク子供たちに「愛情」を表現するということだと思う。

 …なんというか、子供自身が愛情を注がれている…と思わなければいけないのだ…

 「ひきこもり」の人というのは、普通の人ならば、15〜16才の頃、経験する 「親離れ」がスムースに出来なかったか、タイミングを逸した人なのであろう。

 どうしたら親離れができるか、親から言えば「子離れ」ができるか。

 互いに理解しあい、互いに「愛情」を表現しながら、工夫するしかないような気がする。