■いじめ問題--先生がぶちのめすくらいの姿勢で対処すべき




□2012年夏、滋賀県大津市で中学2年生の男子生徒がイジメを受けて自殺するという事件が発生した。これを巡る学校などの対応に批判が集中した。

 以下は、事件以後、いじめにどう対応すべきか--という議論のアレコレ。

 

□2012.8.8
 大阪市の橋下市長(43)は7日、大阪市役所で市の教育委員と、2011年3月に策定された 教育振興基本計画の改訂について意見交換を行った。

 橋下市長はその中で、いじめ問題に触れ 「卑怯なことは絶対やってはいけない。やった時はぶちのめす、というくらいの姿勢が必要だと思う」と、加害生徒に対する教師の“鉄拳制裁”を容認する考えを示した。

 滋賀県大津市のいじめ事件を耳にした時には目に涙を浮かべた橋下市長は、あくまで個人の意見で あると前置きした上で「多数で少数をいじめるなと。

 一線を越えたら(加害生徒を)厳しく対処する、 それくらいの明確な方針を出してもらいたい」と教育委員に要望した。

 「僕らの時だって(体罰は)全然あった。
いま、先生がビビってしまうのは、体罰がなんとか (問題だ)って言われるから。先生が毅然とした態度で動ける環境を作らないと」と述べ、 教師の立場を守るためのルール作りにも言及。

 「
文科省から何か言われたら『代表が決めたんだから、 うるさい。文句言うな』と。責任も持ちますから」と強い決意を見せた。



□2012.8.10
 いじめを受けていた大津市立中学2年の男子生徒の自殺問題を受け、 o市教育委員長が「対応が十分でなかった」と陳謝した教育委員会の定例会で、 o委員長やs教育長ら市教育委員5人がそれぞれ思いを語った。

 冒頭、全員で黙とうした後、p委員長は 「事件は痛恨の極み。

 いじめたとされる生徒と保護者は、本当に反省しているのでしょうか」と疑問を投げかけた。

 a委員は涙ながらに「多くの子どもの心に大きな影響を与えてしまい、語り尽くせない悲しみでいっぱい」とし、 h委員は「いじめ調査の不備を指摘できず、教育委員として力量不足だった」と話した。

 t委員は「組織として真摯に反省して検証しないといけない」と語り、 s教育長は「生徒たちと一緒に今回の悲しい『事故』を振り返りたい」と述べた。

 o委員長は会議終了後、全校生徒アンケートに「自殺の練習」などの回答があることを7月に入ってから知ったと明かし、 「聞いていないでは済まないし、アンケートに目を通すべきだった」と述べた。




■まとめ、感想など

 これは、橋下さんの対応が一番適切だろう。その通りだと思う。
 いじめ問題は、往往にして「モンスターペアレント問題」と表裏一体の関係にある。 
 モンスターペアレントを抑えこめるほどの「毅然とした態度」がとれるように、先生方をバックアップすることができるかどうか--そのあたりに成否がかかっているようだ。