■マンション…区分所有建物…の鑑定評価



□概要
 ここで、マンションとは、一棟の建物に複数の独立した住居などに区分される建物をいう。

 区分所有建物という。

 区分された部分を、専有部分といい、階段、廊下、エレベーターなど区分所有者全員が共有する部分を共用部分という。




□区分所有権とその敷地利用権…マンション…の評価
 以下のように評価する。


 (1)1棟全体の建物とその敷地利用権の価格を求める。→合計額につき、対象区分所有権(対象マンション部分)につき、全体に対する割合を乗じて価格を求める。→この方式を原価法という。


 (2)周辺の地域のおいて、同じようなマンションの取引事例を集め、その取引価格について価格に及ぼすファクターを比較して、対象となる区分所有権と敷地利用権の価格を求める →これを取引事例比較法という。


 (3)対象となるマンションにつて、賃貸した場合を想定して、予想される収入から必要諸経費を控除した純賃料を資本還元した額と建物の耐用年数経過後に予想される土地価格の現価額を加えて求める。→これを収益還元法という。


 (4)この試算価格について、資料、事例を検討し、また算出した過程を考量して鑑定評価額を求める。