■ボーイング社の広告





上掲の画像は、新聞紙からデジカメで撮ったもので、画質はあまりよくない。

 ただ、この広告をみて、少しビックリしたのでhpに書いてみようという気になった。

 どこにビックリしたのか…ということだが、



 
1.アメリカの会社でこれだけ日本というものを意識したPRがあったろうか。
  特に満開のサクラを使って…
  書かれているコピーが made with Japan   と。

 2.ボーイング社という会社は、前の戦争のとき、B29など日本を爆撃した飛行機を造った会社だ。
  また、日本が飛行機をつくろうとすると盛んに妨害する会社でもある。


 3.戦後、六十余年という時間が経過した。



 
六十余年前に、黄色いモノマネ猿だったものが、ともかく  made with   と、一緒につくろうというところまで来た…ということに一種の感慨を抱いた。

 (アメリカ人に認められたから嬉しい…というような卑屈なことをいっているのではない)

 日本という国には石油等の資源はなにもない。

 あるのは、人間という資源だけなのだ。

 黄色いアリとか、ものまね猿とか…言われながら、ボーイング社にこういう広告を出させるところまできたか。

 営々として努力を積み重ねてきた諸先輩のご苦労に感謝したい。

 人種差別というものがなくなった…とは思わない。

 きっかけがあればアメリカ社会を始めとして、白人社会の中で巻き起こるだろう。


 
核心は、人種間の差別というものは、頭の中だけでは解決しない…ということなのだ。

 
人類は皆兄弟…とかいったってダメなのだ。

 それこそ、アメリカとかヨーロッパ諸国などの製品より、良い製品をつくり、アメリカ人よりも多くの収入を得て、その姿を見せなければ彼等は納得はしない。

 その事実の積み重ねこそが、人種差別がなくなるわけではないとしても、上掲の広告のように、十分な敬意をもった表現となっていく…ということなのだろう。