■オオムラサキ




□国蝶 オオムラサキだ。

  なんとも、優美な色合いだ。




□記事から抜粋。


 国蝶・オオムラサキが、広島県府中市僧殿町の民間保護施設「オオムラサキの里」で、今年も次々と羽化している。

 サナギから成虫の蝶に変わるまでに要する時間は、わずか2分。施設内では、華麗な姿に変態していく様子が見られ、生命の神秘を感じさせている。


 葉にぶら下がったサナギの殻が割れて次第に裂け目が広がり、蝶が体をくねらせながら頭、羽の順に姿を現す。

 地面に落ちないよう腹部の先端をサナギの殻の中に残したまま、上向きになる。 その後もじっと動かず、羽が広がるのを待つこと5時間、ようやく飛び立つようになるという。

 地元住民らでつくる「守る会」の会長によると、今年は羽化が例年より遅れ気味で、 11日に始まったという。

 現在は二十数匹が、保護ネット(高さ6メートル)の中で飛び回ったり、木の葉で羽を休めたりしている。

 昨夏は猛暑で産卵数が少なく、今年の羽化数は昨年(約1000匹)より6割少ない400匹余りにとどまる見通し。

 羽化は7月20日ごろまで続くという。後藤会長は「大勢の人に感動を味わってもらいたい」と話している。




■Wikipediaから転記し、概要を押さえよう。
 
 オオムラサキ(学名 Sasakia charonda (Hewitson, 1863)、中国名 大紫?蝶 )は、チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。

 日本に分布する広義のタテハチョウ科の中では最大級の種類。

 生態や幼虫、蛹の形態は同じコムラサキ亜科のゴマダラチョウによく似る。

 ゴマダラチョウは都会の神社や学校などでも発生するが、本種は典型的な里山のチョウである。

 成虫は前翅長50〜55mmほどで、オスの翅の表面は光沢のある青紫色で美しい。
 メスはオスより一回り大きいが翅に青紫色の光沢はなく、こげ茶色をしている。

 北海道から九州まで日本各地に分布し、日本以外にも朝鮮半島・中国・台湾北部・ベトナム北部に分布している。

 国内では生息環境が限られ、適度に管理された、やや規模の大きな雑木林を好んで生息する傾向が強い。
 かつては東京都区内の雑木林でも見られた。

 成虫は年に1回だけ6?7月に発生し、8月にも生き残った成虫を見かける。

 花の蜜は吸わず、クヌギやコナラといった広葉樹の樹液などに集まるが、その生態は勇ましく、スズメバチなど他の昆虫を羽で蹴散らしならが樹液を吸う姿を良く見かける。

 また、飛翔能力が高く、近くに居る時にはその音が聞こえる程、鳥の様に力強くはばたいて、あるいは滑空しながら雄大に飛ぶ。

 縄張り飛翔は午後に行われることが多く、西日を浴びて高い樹冠を活発に飛び回る姿を見かける。

 幼虫の食樹はエノキやエゾエノキ。
 卵から孵った幼虫は、夏から秋にかけてエノキの葉を食べて成長する。

 冬は地面に降りて、食樹の根際や空洞内に溜まった落ち葉の中で越冬する。

 春に休眠から覚めると再び食樹に登って葉を食い、更に成長を続け、蛹になる。

 日本国内での地理的変異はやや顕著。

 北海道から東北地方の個体は翅表の明色斑や裏面が黄色く、小型。西日本各地の個体は一般に大型で、翅表明色斑が白色に近く、かつ裏面が淡い緑色の個体も多い。

 九州産は翅表明色斑が縮小し、一見して黒っぽい印象を与える。

 日本国外では、裏面に濃色の斑紋が出現した型が多く見られ、また、雲南省からベトナムにかけての個体群は明色斑が非常に発達する。




□まとめ、感想など

 食樹は、エノキなのか。

 エノキを目当てにすれば、見つけることができるかもしれないなぁ。