■ニシキゴイ




 
先日、伊勢神宮へいった。

 小さな池があって、ニシキゴイがそこにいっぱい。

 神域にある生き物ゆえに大事にされているのだろう。
 ほとんど、人を恐れない。

 もともとはコイなのだろうが、ここまで鮮やかな色はなんだろうか。
 なにか、日本人的な凝り方で品種改良をしたものなんだろう。


■ついでに、辞典からも写しておこう。

-以下引用-

 淡水魚のコイのなかで、色彩や斑紋(はんもん)が美しく、観賞用にされるものの総称。

 日本特産のコイで、1958年(昭和33)ごろからニシキゴイとよばれるようになった。

 ニシキゴイは、マゴイ(真鯉)の突然変異で生じたシロゴイ(白鯉)、ヒゴイ(緋鯉)、キゴイ(黄鯉)などや、マゴイを相互に交雑させ、改良を重ねて作出された。

 原産地は新潟県小千谷市の東方の山村地帯で、現在では日本各地で育成されている。

 日本産種の間で作出されたニシキゴイは、色彩以外の形態や生態はマゴイとほとんど違わなかったが、ドイツゴイが移入された1904年(明治37)以降は、それらとの交雑によって変異の幅が拡大しており、それぞれの特徴に応じた呼び名が100近くもある。


■別の画像を…




 
でも、コイって強い魚だなぁ。水の汚れにも多少海水が混じっても平気なのではあるまいか。




□2008.11月

 円高で業者が悲鳴をあげているという記事があった。ご紹介したい。


■急激な円高が秋の取引シーズンを迎えた錦鯉産地を直撃、養鯉業者に不安が広がっている。

 錦鯉市場は国際化が進み、買い手の7割以上が海外と される。

 円高で商品価格が跳ね上がり、金融不安の中、買い控えの動きが出ている。
 また、原油や原材料の高騰から、越冬のハウスの暖房費や餌代はかさむ。

 業者からは「自助努力は限界。
 地場産業を崩壊させないため、燃料費補助など緊急支援を」との悲鳴が上がっている。

 県内で錦鯉の養殖業を営んでいるのは約500戸。

 大半が長岡市や小千谷市、魚沼市、川口町で、中越地震被害からの復興に取り組む地域だ。

 生産者らが加盟している「全日本錦鯉振興会」理事長は「『今年は購入を遠慮します』との声が多い。またお願いしますと言うしか仕方がない」とため息をつく。

 施設では、燃料費などの年間経費は1500万円を超す。

 訪れる外国のバイヤーの数が例年より減っているといい、「割安な鯉しか売れていない。売れ残れば、世話をする経費も余計にかかる」と悪循環を懸念する。

 3軒の養鯉業者で会社を設立した大面さんも「昨年より値段を2、3割安く設定しているが、売れ行きは厳しい」と話す。

 一方、長岡市の養鯉場を訪れた英国人バイヤーは昨年と比べてポンドの為替レートが40%以上安くなっているとし、「例年の5割程度しか買わなかった」と明かした。

 その上で「サブプライムローン問題など世界的な金融市場の混乱で、(英国などの好事家の)買い控えが進んでいる」と嘆いた。



□まとめ、感想など

 ニシキゴイを飼うところが、世界中にあることが分かる。
 今は、円高だがユーロが高くなることもあろう。

 業者のかたには頑張ってほしい。







□2008.11月の記事から。

 
22日午前10時ごろ、大津市北小松の養魚池で、ニシキゴイ約40匹(時価600万円相当) が盗まれているのを池を管理する京都市の養殖業の男性(29)が発見、110番通報した。

 調べでは、男性は現場周辺で9つの養魚池を管理。
 被害にあった池では出荷直前の「紅白」 や、「大正三色」など3種類約60匹を育てていた。前回、餌を与えた18日午前には異常がなかったという。

 現場は琵琶湖を一望する傾斜地。
 周囲には別荘や企業の保養施設があるが、養魚池には囲いなどはなく、誰でも出入りができる状態だったという。


 →一匹10万円以上するということか。




□錦鯉をロシアに輸出するという記事があった。ご紹介したい。
2009.5月

 長岡市の養鯉業者がロシア第2の都市サンクトペテルブルクへ錦鯉を輸出する計画を進めている。県によると、本県からロシアへの輸出は初めて。

 新規販路の開拓に向け、早ければ5月下旬にも第1便を空輸する予定だ。

 輸出支援を続けてきた県などは 「錦鯉が本県とロシアとの友好の象徴になればいい」と期待している。

 県によると、ロシアでは、一部の富裕層の間で熱帯魚など外国産観賞魚が人気で、色鮮やかな錦鯉も需要が見込めるという。

 輸出は「錦鯉新潟d」が担い、現地の貿易業者が受け入れる。

 養鯉業の振興につなげるため、在新潟ロシア連邦総領事館やサンクトペテルブルクの日本センターのほか、県が支援し、昨年末から輸出環境を整えてきた。

 今月下旬から来月上旬を予定している初便では、体長15―25センチの若い鯉150匹ほどを送る。

 新潟空港から韓国・仁川空港を経由し、約20時間でサンクトペテルブルクに到着。
 現地では1匹1000円程度で販売する。

 サンクトペテルブルクはプーチン首相の古里でもあり、県の担当者は錦鯉が友好関係の証しになることを期待している。

 養鯉業者は「ロシア市場は未知数だが、欧州や米国で受け入れられているように、ロシアでも注目されるのではないか」とし、「大変期待している」と話している。




■掲示板の書き込みから。

□錦鯉は意外と歴史が浅く、生まれたのは江戸時代末期。
 錦鯉という名前に至っては、昭和になってから。それまでは色鯉と呼ばれていた。

 突然変異の緋鯉が最初に生まれ、それを延々と選別交配させて、今の多種多様な品種を固定していった。
 だからほぼ全て の品種で、誕生年と制作者・親鯉の組み合わせまで記録が残 っている。


□アメリカも同じ。
 90年代からブームだが、富裕層が中心、それからイスラエル(多分、世界最大市場)も凄い人気で金持ちアイテム。
 アジアも中国、台湾、香港でブームが続いてる。


□鯉はデカイ水槽(池)が必要な観賞魚だから。
 水槽越しで横からじゃなくて池の上から見る(俯瞰)するのが多い観賞魚。

 ある意味贅沢極まりない趣味。 
 なんで住宅事情の悪い日本で錦鯉の文化が発達したのか本当に良く判らん

 まあ、一部金持ちの好事家達によって連綿と受け継がれてきた文化なんだろうけど。
その意味において、広い土地が安く手に入る欧米こそ、錦鯉にとっては格好のパラダイスなのかも。

 しかしサブプライムショックの煽りで、輸出が激減して錦鯉業者が真っ青、って話を最近どっかでみたような・・・・・・・・・





 
→まぁ、様々な情報を知った上で錦鯉をみると、それはそれで面白い。