■定期借地権
 …10年の



□2009.6月の記事から。

 横浜のみなとみらいで、10年の定期借地で店舗が経営されていた。
 10年目に当たって、借地契約が終了するようだ。

 定期借地権という制度ができて、契約 → 借地期間の終了 という事例をみることは少ない。

 貴重な事例だと思える。






□みなとみらい(MM)21地区の大型商業施設「横浜ジャックモール」が10月に営業を終了することが分かった。

 施設を運営する清水建設と土地所有者の日本郵船などが交わした借地契約期間が満了するため。

 MM21地区で暫定的な大型施設が閉店するのは初めて。

 日本郵船は跡地利用に向け、不動産会社などと水面下で交渉を開始。

 景気動向を見極めつつ、早ければ2010年度にも再開発に着手する。

 MM21地区では、景気悪化を理由に契約期間を延ばす暫定施設が相次いでいる。

 地元では「ジャックモールも延長するのではないか」との見方が出ていた。

 ジャックモールはMM21地区の45、46街区に立地する商業施設。

 地上2階建て、延べ床面積はイースト棟とウエスト棟を合わせて約3万平方メートル。

 両街区を所有する日本郵船と横浜共立倉庫が1997年、土地の暫定利用のため進出企業を 公募した。

 10年間限定の商業施設計画を提案した清水建設が選ばれ、99年10月に開業した。







□補足、感想など

--景気悪化を理由に契約期間を延長--というのはなんだろう。

 建物を建て、10年間(暫定施設の契約は、10年ばかりではないようだが…)、地代を払い続けてきた訳だが、建物の減価償却などを考えると、店舗での売り上げが伸びず、マイナスとなった箇所が多いということか。

 みなとみらいという好立地でもそうだ…ということなのか。

 逆にいえば、10年間(程度?)という定期の期間が短すぎるということを意味しているのだなぁ。

 10年間(程度?)の定期借地権で採算が取れるという場所がいかに少ないか、また、余程の繁盛店でなければ無理だろう…ということを示しているようだ。