■所在不明な土地  
…  



はじめに。

 新聞記事に
公図に地番が記載されていなくて、所在不明な土地という記事があった。

 もう、古い記事なので、決着はついているものと推定されるが、どういう風に考えればいいのか…筆者なりに考えてみよう。




□記事から抜粋。

 
奈良市三碓(みつがらす)町で、土地登記簿上に存在している1万平方メートルを超える広大な土地が所在不明になっていることが、分かった。

 土地の登記簿や権利証書があるのに、奈良地方法務局に備え付けの公図上に存在しないため。

 同土地を購入した奈良市内の会社役員男性(56)は「これだけの広大な土地が消えることは考えられない」として、奈良地方法務局に地番の脱落を原因とする公図訂正を求めているが、利害関係人となる現在の土地所有者は「公図に記載されていたことはない」と反発。

 広大な土地が特定さえできないという思わぬ障害にぶつかっている。
 所在不明となっている土地は、登記簿上は奈良市三碓(みつがらす)町にあり、地目は山林。

 公簿面積は二筆で計約1万3700平方メートルの広さがあり、土地には固定資産税が課税されているという。






□筆者の補足など

 
さぁ、どうだろう。

 記事では、所在不明の土地とか書いてあるが、これはこの記者が不動産に詳しくないからであろう。
 利害関係人となる現在の土地所有者は「公図に記載されていたことはない」と---となっている。

 この事例は、

 常識的に考えれば、
公図にその土地の地番が記載されていないだけ…ということと推定される。

 現実にその土地が存在しているのならば(税金も支払っている)、隣地の土地所有者との間で、ここが境界だと確認してもらった点をつないでいく…という方法で、その不動産の地積測量図を作成すればいいのではないか。

 記事を読むとどこにあるか分からない…という表現となっているが、いささか大げさな表現であろう。

 現実にその土地が存在しているのならば、土地家屋調査士の仕事を経て、周辺土地との関係を明確にし、公図訂正の手続きを行えばいいことではないか。