■コインパーギング   
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□2009.6月の記事から。



□神戸市の都心部で、駐車場の価格競争が激しくなっている。

  コインパーキングが 増えている元町の西部が特に顕著で、平日1日の駐車料金が上限500円の駐車場も。

  不況でマンション建設が先延ばしとなり、予定地をコインパーキングにしていることなどが背景にある。
  駐車場の経営者からは「値下げ競争が止まらない」と悲鳴も聞かれる。

  阪神・淡路大震災で閉鎖となった「ホテルシェレナ」の跡地(同市中央区元町通6)。
  高齢者向けマンションの建設計画は工事のめどがたたなくなり、昨年5月から予定地はコインパーキングになった。

  大手の「パーク24」の運営で、106台駐車できる。
  今では平日1日の上限500円と、都心では破格の価格設定だ。

  近くの同区海岸通6にあるマンション建設予定地も昨年末、64台分のコインパー キングに。
  「3カ月あれば十分営業できますよ」と運営会社の「トラストパーク」。

  当初7月までの契約が、年末まで延長となった。
  同社には最近、施工依頼が急増しているという。

  一方で悲鳴も。

  市営地下鉄みなと元町駅近くのコインパーキングは、同市長田区の「ジャパンサービスネット」が空き地を借りて運用する。

  昨年10月の開業当初は1日最大1400円でも満車状態だったというが、年明けから状況は一変。
  客離れが進み、5月中旬には同1000円に値下げした。

  担当者(40)は「我慢の限界。
  地代を支払っており、大手のように思い切った値下げができない」と頭を抱える。

 「集客施設が少ない割にコインパーキングが多すぎる」と別の業者。
  遊休地は2〜3台分の駐車スペースでもコインパーキングに姿を変える。

  付近では工事関係者が駐車場の上客で、1日の上限価格が“勝負” のポイントに。
  昨年だけで元町西部の立体駐車場が3、4軒廃業したという。

  「利用者は価格に敏感に反応する。まだまだ値段は、がらっと変わるはずだ」と見立てる業者もある。






□まとめ、感想など

  とりあえず…という感じなのだろう。

  景気の動向とかに左右されつつ、採算のとれる小さな可能性を求めているということか。

  難しい仕事ではあるが、初期に投資する金額からすればリスクはかなり小さい。





□2009.6月の記事から。

  富士経済は、コインパーキングと機械式駐車装置、自走式駐車場、駐車場の管理・案内・誘導システム、駐輪装置の国内市場を調査し、その結果を報告書 「パーキング関連市場の全貌と将来展望2009年版」にまとめた。

  報告書によると2007年から2008年にかけて建設不況でマンションやビルの新規建設計画の頓挫が相次いだため遊休地が急増、有効利用策の一つとしてコインパーキングが選択された。

  この結果、コインパーキングの物件数、設置台数ともに増加し、2008年の累積設置台数は前年比8.5%増の61万2000 台となった。

  しかし、これらは短期的な転用が多いため、物件当たりの設置台数は少なく小規模化している。

  一方、ガソリン価格の高騰時に車を手放したり、景気低迷により自動車の利用が手控えられたことなどから、コインパーキングの稼働率が低下し、2008年のコインパーキング事業の売上はマイナスに転じた。

  2009年も不況の影響で稼働率は悪化しており、コインパーキングの物件数と設置台数は増加するものの、トータル売上はマイナスになると見込まれる。

  今後もコインパーキングの物件数と設置台数は増加すると予測。

  また、稼働率は更に低下するものの、事業者が稼働率改善策も打ち出すことからその下げ幅は穏やかになり、2011年以降売上はプラスに転じると予測している。

  コインパーキング市場予測では2012年に75万8000台、売上げが1920億円と予想。

  パーキング関連市場調査は、タワーパーキング、地下方式、平面往復方式、二段多段方式といった機械式駐車装置、プレハブや建物型の自走式駐車場、駐車場やPA・SAなどの管理・案内・誘導システムを対象とした。

  2008年の駐車関連市場は前年比9.5%減の1729億円となった。

  マンション需要に下支えされたエレベータ方式のタワーパーキングの実績は伸びたが、その他は概ねマイナスで、特に不動産投資の急激な冷え込みにより、自走式プレハブ立体駐車場の実績が大幅に減少したことが影響した。

  自走式プレハブ立体駐車場は、2007年も建築基準法改正による建築確認審査の長期化でマイナスとなり、2年連続で 20%程度の減少となっている。

  駐車関連市場は2010年まで縮小し、以降プラス成長に転じると予測。

  しかし、内容は2008年以前と異なり、2008年まで拡大したエレベータ方式のタワーパーキングはマンション需要が一段落し縮小に転じ、自走式プレハブ立体駐車場は商業施設需要が回復しプラス成長に転じると予測している。

  このほか、駐輪装置は2005年の「道路法施行令」の改正以後、道路上に駐輪場を設置することが可能となったことで、官公物件を中心に需要が拡大してきた。

  電磁ロック式サイクルラックや、女性や高齢者でも十分に使用できる垂直二段式サイクルラックといった新製品の登場で、市場は堅調に推移していくと予測される.






□補足、まとめなど

  駐車場の市場は、結構強気の見通しだと言うことのようだ。